舞鶴鎮守府(の跡地)に行ってきた(自衛隊舞鶴基地編)




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積んであった段ボールがいやらしい笑みを浮かべた連装砲ちゃんに見えた俺はもうだめかもわからんね







さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、舞鶴鎮守府めぐりの後編です。

後編は自衛隊の舞鶴基地の様子をお伝えします。



舞鶴基地は、土日祝日のみ一般に開放されています。

停泊している艦船のうちどれか一隻(その時々によって変わる)に乗船できたり、
舞鶴鎮守府に関わる資料館の大本命である海軍記念館に入れたりと、
正にここに行かなければ

「何しに行ったん?(真顔」

と言われること請け合いなポイントがてんこ盛りです。
当然自分も楽しみにしていました。





しかーし!





なんと年末年始にかかる週は自衛隊お休み!




自分が舞鶴を訪れたのは1/4だったので立ち入れず!

無念極まりない…

そりゃまあ自衛隊も、年末年始くらい広報活動は休みたいでしょうしねぇ。
防衛まで休まれると困りますけど…





という訳で、肝心の基地内施設は立ち入れず、
基地の外から恨めしそうに眺めるだけとなりました。

ちなみに、港周辺をぐるっと回る遊覧船もあるのですが、
これは冬季は完全に休みで、3月下旬にならないと動き出しません。

舞鶴は日本海側だけあって、
2月ともなると結構な積雪があるようなので仕方ないのですけどね~。





まあここは前向きに、今出来ることを楽しみましょう。



あ、ちなみに自分は軍事モノはど素人なので、この記事では

小学生並の感想が続きます。

読んでていたたまれなくなる可能性がございます。ご了承ください。






さて、港に停泊している艦船を眺めるのにちょうど良いポイントはいくつかあります。
引揚記念館の行き来にタクシーに乗った時、運転手さんに教えてもらいました。
運転手さんも年末年始で暇だったのか、よくしゃべってくれました(笑

てか、流石に地元の方、それぞれの艦船の名前もちゃんとご存じでしたね。
あれは177だからあたごやね~とか。
自衛隊の人に誘われて船に乗せてもらったとか。う、うらやましい…







まあそれはともかく、
最初は基地の桟橋に一番近い老人福祉施設「文庫山学園」の駐車場です。





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円で囲んであるところがその文庫山駐車場。
赤れんが倉庫のすぐ裏なのでアクセスも良い。
矢印の方向を見れば、基地の様子が一望できます。




まずは一番手前にある、北吸桟橋。
こんな感じで見えます。









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いやーひどいね!(笑


視界がまだらになってるのはレンズについた雨粒ですw

ほんとこの日は最悪の天気で、
雨がばしゃばしゃ降ってるし風はびゅーびゅー吹きすさぶしで、
どうしようもないシチュエーションでした。

こんな状況なので、
視界も悪い、暗い、コントラストも低いで碌でもない写真ばっかりです…。

まあ暗部を持ち上げるとかなんとかすればもう少し見れる写真になりそうですが、
めんどくさい少しでも現場の空気を感じてもらうため、このままです!

ちなみに手前の駐車場は赤れんが倉庫の駐車場です。
ここから見上げる艦船の姿もなかなかの迫力ですよ。







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いやーおっきいですねー!


中央に見える艦番号DDG-177、あたご。泣く子も黙るイージス艦、あたご型の一番艦です。
このもっこりした艦橋とフェーズドアレイレーダーが特徴的で、素人目にも一目でわかりますね。

船首を向くのは5インチ単装砲。
こんごう型は127mm単装砲。こんごう/あたごで異なる部分のうちの一つ。

しかし艦橋の白いファランクス、目立つなぁ~。






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SPG-62 イルミネーター。
ミサイルの最終誘導を担うらしいです。





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ヘリ甲板付近。
後部にもファランクスが設置されています。
どこにでも置けるのがファランクスの利点。






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護衛艦は桟橋に船の名前の横断幕を掲げられてるので分かりやすいですね。

最新技術の塊な艦ですが、
至る所に昔ながらの浮き輪が取り付けられているというギャップが面白い。







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ボートの後ろに見える円筒の物体はハープーン?
…と思ったら、ハープーンはこんごう型で、あたご型は違うらしい。
90式SSM発射筒ですと。







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あたごの後ろに停泊しているのは、DDH-143、しらね。
ここ舞鶴基地の旗艦です。






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こちらは5インチ単装速射砲が二門。






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乗員350人ということで、結構大きめなんでしょうか。





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かなり古い船で、2015年に退役予定だそうです。








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こちらに向かって停泊しているのは、AMS-4301、ひうち。
多用途支援艦ということで、つまりは雑用係ですね。
演習の資材運搬から他の艦船の曳航までなんでもござれ。






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ついでに、その前に居たタグボート。
小さいのにパワフルなやつです。

距離も近く、ちょうど雨も小康状態になったため写真の明瞭度もやや上昇…







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しらねの後ろに目を凝らすと、DDG-175、みょうこうの姿も。
こちらはあたご型ではなく、こんごう型ですね。
なにやら足場のようなもので覆われており、メンテナンス作業中と言った感じです。







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そこからすこし視線を右に移すと巨大な船影が。
ましゅう型補給艦のネームシップ、AOE-425 ましゅうです。

しかしでかいな!この距離から見てもその巨大さが分かります。
現時点で海自最大の艦船らしいですね。
全長200mオーバーで、太平洋戦争時の戦艦並ですよ。






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こちらも、先ほどのみょうこうと同じく足場のようなものが見えますね。
対岸はドックなのかな?







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さらに右を見ると、掃海艇のMSC-681、すがしまとMSC-682、のとじまの二隻も。
海の掃除というその名が示すとおり、機雷の除去作業が主な目的の船ですね。







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港をまたいだ向こうには自衛隊が使っている赤れんが倉庫も見えます。
今回はあそこまではいかなかったのですが、
それ程遠くもないので倉庫コンプしたい方は是非。
立ち入りは無理でしょうけど、すぐそばを道路が通ってるので至近距離から見えるはず。







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上でちょっと触れましたが、赤れんが倉庫の駐車場からでも
北吸桟橋に停泊している艦船が見えます。
文庫山駐車場より距離も近く、下から見上げる位置関係もあり中々の迫力。






さて、同じアングルばっかりで飽きてきたので(笑、
ちょっと移動しましょう。
文庫山から下りて、東の方に移動します。







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海岸にそって歩くと、先ほど上から見下ろしていた掃海艇の二隻が間近に。







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いいねぇ。
近くでまじまじと見ると、船体の質感だったり、素材を張り合わせた跡だったり、
色々なものが見えて来て面白い。






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この一帯は海自の「舞鶴造修補給所 工作部」と言うらしいです。
工作部。






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という訳で皆さん、3月以降にいらっしゃることを強くお勧めします。






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はぁ…。







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さて、もう一つのビューポイント、前島ふ頭に到着です。






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しかし先ほどの文庫山に比べると距離があり、肉眼ではちょっと辛いですね。






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補給艦ましゅうを別角度から。
そういや、船首に艦番号が書いてないですね…








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北吸桟橋方面。
お、文庫山からは建物の死角になってて気づきませんでしたが、
しらねの後ろにもう一隻いましたね!

はつゆき型護衛艦、DD-130 まつゆきです。
しらねに比べるとましですが、
こちらも延命措置を受けてるような状態なのでそうとう年季入ってますね。
2012年にヘリと衝突したという笑えないエピソードも持ってたり…
そんなニュースがあったことすっかり忘れてましたが。







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ひうちを横から。
横から見ると、やっぱりちょっと小柄ですね。






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みょうこうを正面から。
あのやたら目立つ、青いビニールシートは何でしょう?
その上のとんがり帽子は形からしてSPG-62だろうけど。


ちなみに、自分が立ってる桟橋からこのみょうこうまで1km近く離れてます。
換算600mmの超望遠で撮ってようやくこの大きさなので、
そういうレンズなり双眼鏡なりがないと、ここ前島ふ頭からの眺めはあまり楽しめないかも…

というか、雨風が吹き付ける中、
左手は傘でふさがってるので右手とファインダーの2点保持だけで
換算600mm手持ち撮影というのも中々ない経験ですね(笑







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対岸は造船所ということで、巨大な建物が軒を連ねています。
てか、はんぱないデカさです。

なんか急に、
ドラえもんの「のび太と竜の騎士」で、
地底人が地上を侵略するための戦艦を作ってる巨大なドックを思い出した(笑
幼い自分には結構怖かったなあれは。
そういや最近ってドラえもんの映画ってやってるんですかね?
前は大長編ドラえもんとか言って年一必ず映画やってたんですけど。








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ちなみに、舞鶴からは北海道の小樽に向かうフェリーも出てます。
午前0時に出港し、到着は20時だそうです。

20時間か…長いね。

でも船旅は学生以来ご無沙汰なので、そのうちやってみたいところです。
時間に追われる日常からもっとも解放される旅の手段だと思うのですよ、船旅ってやつは。
夜行列車も捨てがたいですけどね。

まあそれだけの時間は中々取れないのですが。








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夕方5時になるとラッパが鳴り響き、艦船にライトが点灯しました。

ラッパが鳴ってる時はちょっと離れたところに居たので
何をやってるのか分からなかったのですが、
日没に合わせて国旗と自衛隊機を奉納し、その時にラッパを吹くそうです。

確かに、船首と船尾にはためいていた旗が下ろされているのがシルエットでも分かりますね。






完全に日が落ちてから絞ってもう一枚撮りたかったのですが、
なんせ帰りの電車が18時発なので余りゆっくりも出来ず、
後ろ髪を引かれながらもその場を後にしました。

もう少しゆっくり眺めていたかったのですが…

その後京都まで戻り、その日のうちに関東にとんぼ返りとなりました。
余韻もへったくれもあったもんじゃないですな(笑










以上。



いや~辛かった(笑

とにかく寒い!
ガタガタ震えてカメラが安定しない。1月の日本海なめちゃいけませんねぇ。
まあ、これが雪だったらさらに視界が悪くなってたでしょうから、雨でマシだったと考えるべきか。
傘差さなくても何とかなる分、雪の方がまだ行動しやすいんですけどね。




さてとりあえず今回出来ることはやったのですが、
結局海軍記念館にも行けず護衛艦にも乗船できず遊覧船にも乗れずろくな写真も撮れずで、

「何しにいったん?(真顔」

と言われかねん結果になってしまいました。
これは、夏また地元に戻った時にリベンジですかねぇ。

でも、護衛艦乗船は死ぬほど待たされそうなので、
今回行けなかった分他に時間を回すことが出来て良かったかも?(と無理やり自分を説得してみる



前編後編とお送りしてきましたが、
記事に上げたところ以外にも色々遺跡のようなものがあるみたいで、
見どころ満載です。
1日でフルに回るのは辛そうですね。


ここは是非現地で一泊してゆったりとした旅を楽しんでみるのはいかがでしょう。
宿事情はよく分かりませんが、駅前に一見ビジネスホテルがありましたし。
(せっかくの旅がビジホかよ…みたいな気もしなくもないですが)




その際にはぜひ、3月以降に訪れることをお勧めします。

ちょうどアニメも始まった頃でしょうしね。




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