楽園追放 生コメンタリー見てきた


11/15の公開以来、そろそろ4週目に突入しようかという「楽園追放」。

VFX-JAPANアワード2015優秀賞を受賞したり、オリジナル劇場アニメとしては異例の興行成績だったり、
各所で中々良い評価を受けているようでファンとしても喜ばしい限りです。

実は3週目に急遽開催された大ヒット御礼舞台挨拶にも行ってました。
アンジェラ役の釘宮さんとディンゴ役の三木さん、それと監督の水島氏による軽快なトーク、
十分に楽しませてもらいました。

で、さらにさらに、12/5新宿バルト9で公開された「楽園追放 生コメンタリー」。

こちらもなんとかチケットが取れたため、会社休んで(ぉぃ 行ってまいりました。




※一応ネタバレ注意です


実は、直前まで声優さんによるオーディオコメンタリーだと思っていたのは秘密だ。
(全部化物語のせいです)


開演直前になって、公式の「制作スタッフと観る~」というくだりを見て、

「あれ・・・?」

と。



まあ、声優さん2時間拘束するのは大変ですよねぇ。

声優さんはいませんでしたが、監督の水島氏やキャラクターデザインの齋藤氏をはじめ
演出、スカルプチャーデザイン等々、実に8名もの関係者が参加された豪華なイベントでした。

生オーディオコメンタリーなんて初めて見るのでどんな進行になるのか興味津々でしたが、
「楽園追放」本編を少し音量を下げた状態で上映しながら、
スクリーンの状況に合わせて皆さんがコメントしていくという進め方でした。

コメンテーターの方々はどこに座るんかいな、スクリーンの横か?とか思ってたら、
何と我々と同じく客席に座り、スクリーンを見ながらコメントするという形式。
関係者が客席側に座るというのは初めてだったので結構驚き。

まあスクリーン横はそんなスペースないですし、我々から見えない控室みたいなところから実況てのも面白くないし、
このやり方がベストですね。




いや~それにしても色々裏話が聞けて大満足。100分が短いこと。




3DCGでありながらセルルックということで、やはり如何にCGっぽさをなくすかということに腐心されていた様子。

モーションキャプチャーではなく手付によるモーション付けや、
適度なフレームの間引き(そのままだとぬるぬる動きすぎて不自然)。
固いものに触れれば指が変形し、
アンジェラの長い髪をしこたまボーンを仕込んで美しく動かし、
全身を動かすシーンはバストアップに比べて違和感が目につきやすいので自然な演技をさせるのに苦労した、
アンジェラの尻が固いというクレームをつけた(By水島監督。笑
等々・・・

人を人らしく見せるのは難しいのですね。

何気にアイカツのCGを担当した会社がこの楽園追放にも関わっているそうで、
そこらへんのノウハウがフェイシャルアニメーションに生かされているそうです。
アイカツおじさんも大満足!






モブキャラの話も興味深かったですね。
モブはしょせんモブということで、最低限のところまでしか作りこまない。

みんな大好き七味唐辛子のシーンで、アンジェラの後ろでうどんすすってる男性。
口を動かせるようには作っていないため、
口にうどんを運ぶ瞬間は手で口元を上手く隠してごまかしていたりとか。

ちなみにモブといえば、二人がうどん食べてる手前を横切る行商人の少女、好みです(笑






虚淵氏脚本らしく会話劇が続くので、
観客の意識をつなぎとめるためキャラの動きを意識して加えていたということも。
これは自分もなんとなく感じていたところなので、やっぱりそうなのねといったところ。
ビルを上るシーンはその最たるものですかね。






斎藤氏は、女の子は描きなれていたからアンジェラは割とすんなりいったものの、
ディンゴは非常に難産だったとか。
言われてみればデザインワークスを見ても、確かにディンゴの案はアンジェラに比べて随分と多く、
色々試行錯誤の跡が見て取れましたね。

そういえばアンジェラの足元、あれはつま先立ちなのかなんなのかという話が出ましたが、
斎藤氏いわくあれはデザインミスだそうです(笑
なんか最初にデザインした時は足が小さすぎたらしく、最近のアンジェラは少しずつ足を大きくしていってるのだとか(笑





あ、ちなみにアンジェラスーツの発光パーツ(星形の髪留めや肩のリングとかね)が光ったり光ってなかったりするんですが、これは
「アンジェラが元気がないときは光らない」
という設定のようです。光でアンジェラの心情を現しているんだとか。

この話が出たときスクリーンはちょうどアンジェラが寝込んでいるシーンだったんですが、確かに光ってない。
で、その後少し元気になって星空の下でディンゴと会話するシーンではぼんやり発光している。

なるほどね~と妙に感心。
まあ、なにやらミスがあって光らなくてもいいところで光ってしまってるようですが(笑

アンジェラの心情といえば、地上からディーヴァへ戻って高官と対峙しているシーンでも、
・地球に立っている(足元に映っている地球の上に)
・冒頭の大人アンジェラではなく、地上での16歳の姿のまま
といった演出により、この時点で既にアンジェラの立ち位置が地球寄り(FS寄り)であることが表現されているそう。





後は、地球とディーヴァ間をネットワークで移動する時の演出。
ディーヴァから地球へ移動するときは画面の右から左、
地球からディーヴァはその逆で左から右。
方向をそろえることで二地点のつながりを表現。

これも、
「おお、言われてみれば・・・」
と。




やっぱり、一度見たものに対して「あれは実は・・・」的な話は盛り上がりますね。
とりあえず覚えてる範囲で書き散らしてみましたが、
これ以外にも興味深い話てんこ盛りでした。




あえて言うとすると、
もう少し映画の進行状況に合わせたトークを展開してもらえればよかったかなと。
「このシーンは・・・」的な話の流れがちょっと少なかった気がします。

見ている側からすると、
スクリーンの状況とトークの内容が一致していないと頭が混乱して
結局どっちも覚えてない、みたいなことがありそうで。
というか自分がそうなんですが(笑

もっとシーンごとにつっこんだ話が多ければなお良かったですね。
どんどん進行していく物語に、それなりに深いレベルで触れながらついていくのは難しいかもですが。

・・・しかし、敵エージェント3人娘には何かしら触れて欲しかったなぁ(笑





自分も含め、会場のほとんどの人は2回以上視聴済みという強者ばかりでしたが、
今回が初めてという人もいたようです。その人は果たして話が頭に入ったんでしょうか(笑
ぜひもう一度見直して頂きたいですね。(ってなんか関係者みたいなコメントだな)

ちなみに一番の強者は視聴回数何と21回!愛にあふれてますね~。
まだ4回の自分は足元にも及びません(笑




今週末から4週目に突入でBDも発売されるし、いよいよ最終週か?という感じですが、
前回の大ヒット御礼舞台挨拶ではBD発売後も少し続ける可能性が微レ存?みたいな様子だったので、
まだ少し続くかもしれませんね。
というか、BDが所見という方のためにもぜひもうちょっと続けてもらいたいものです。
家で見るのと劇場で見るのとでは大違いですから。



さて、今週末も入場者特典頂きに行ってまいりますか。






そういえば、最後に観客含め全員で記念撮影しようという流れになりましたが、
次の上映の準備しなければならず時間がないということで見送りになりました。
きっちり映る場所に座ってたので、残念なような、ほっとしたような・・・





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