鉄道で岐阜の彼の地へ その1 ~大垣「聲の形」編~


この記事を書いて以来、「君の名は。」の舞台である飛騨へ再び訪れてみたいと思い続けてようやく連休到来。

しかもその後「聲の形」も公開され、これも舞台が同じ岐阜の大垣ときたもんだ。
偶然なのでしょうけれど素晴らしいタイミングじゃないですか。
強いインパクトを受けた2作品の舞台を同時に訪れることができるなんて、なんて幸運。

ということで、「聲の形」と「君の名は。」の舞台を2泊3日の日程で旅してきました。

いつもバイクな自分には珍しく、今回は鉄道旅行です。
瀧くん達がたどった道を追っかけるというのも目的の一つですからね。




自分が舞台探訪するときは大体そうなのですが、
作品と同じアングル、シチュエーションでのカット回収にはあまりこだわらず、気ままに聖地巡りを楽しんでいます。
よって、劇中カットと写真を並べてほらそっくり、っていうのはあまり出てこないのでそこんとこご了承いただければと。
(もうたくさん世に出回ってますしね
あと、結構ぐだぐだです。まあこれもいつものことですけど。






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初日の目的は「聲の形」の舞台である大垣。

品川から早朝の新幹線に乗り、目指すは名古屋。













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カット回収にはこだわらないといった舌の根の乾かぬうちになんですけど、新幹線の車窓から一枚。
三河安城を出てしばらくすると海側に見えてきます。
なかなか地味な一枚から始まりましたね。

この連休はほとんどがこんな憂鬱な曇りでした。実に辛い。










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舌の根の乾かぬうちに(略
いや、目の前にその光景があるとやっぱり撮っちゃいますよね。
おお、あの11番線だって。









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もう、この電光掲示板を見ただけでゾクゾク来る。
そもそも私在来線特急に乗る機会がほとんどない(他は大洗行くときのひたちくらいか?)のでシチュエーション自体が新鮮な上、
この列車が向かうのは相当はまり込んだ作品の舞台となった地。
そりゃ興奮するなってのが無理ってもんです。









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11番ホームへ上がると既にそこには出発を待つ「ひだ」の姿が。
劇中とは違う顔付きですけど、車種が違うのかしら(鉄分ゼロ人間

名古屋~大垣間は割と近く普通列車でもせいぜい15分くらいの距離らしいのですけど、
「名古屋から特急ひだに乗る」という行為自体に意味がある訳ですな。

ということで、出発時刻が差し迫っていたこともありとりあえず飛び乗りました。
駅員さんに「切符は?」と聞くと、「もう時間がないから車掌から買って」ということで。



名古屋

大垣

岐阜

のうりん

三葉ちゃんち




なので、座って一息ついている間に大垣に着くでしょう。








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岐阜に着きました。

あれ?大垣どこ行った?通過した?いや大垣は通過せんやろ。


・・・消えた?まさか三年前の彗星で・・・?

全部、俺の妄想・・・?









頭が???となったまま駅のコンコースをさまよい、虚ろな瞳で路線図をまじまじと見つめようやく理解しました。



名古屋

岐阜→大垣→謎

のうりん

三葉ちゃんち方面




だった・・・

夢じゃ、なかった・・・(涙ぐむ




いや~すっかり誤解してました。
出発する前にネットで路線概要図を見た記憶があるのですが、その図は岐阜の路線図ということで名古屋が描かれてなかったんですよね。
なんか、勝手に頭が名古屋→大垣っていう位置関係に補完してたらしい。
お恥ずかしい。

でも、さんざんyahoo乗換見ましたけど意外に気づかないもんですな・・・
ちゃんと路線図見ろってことですね。






ちなみに、糸守町ってどこ?という話は長良川鉄道沿線だ、高山本線だ、いや架空の路線だと諸説あるようですが、
三葉ちゃんが乗っていた鉄道が以前高山本線を走っていた型式だそうなので、自分の中では高山本線のどこかということになっております。







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大垣方面へ向かう電車の出発まで少し時間があったので、コンコースの催事でおにぎりを購入。
おすすめは?と聞くと、これ!って即座に返事が返ってきたので、天むすを。

天むすか・・・私あんまり天むすおいしいと思ったことないんですよね。なんか味がもっさりしてて。薄味のご飯に薄味の海老天・・・

え、美味い!

と思わず頭の中で叫ぶくらいおいしい。びっくりした。
しっかりと塩味の利いた大き目の海老天がご飯と素晴らしく合う。そう、この塩加減だよ!

おばちゃんのおすすめは間違ってなかった。もし再び来ることがあればまた食べよう。









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なんだかんだありましたが、岐阜から東海道線に乗って10分少々。
本日のメイン、大垣に到着しました。

さっそく、「聲の形」のポスターを見つけてテンションが上がる。









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駅で待ち合わせしたときの背景。
青い看板はヴィドだったんですな。









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大々的に「聲の形」推し。というか「聲の形」を使った大垣推し(笑
良いですね。なんであれ、作品に関連したものをご当地で見かけると嬉しくなります。










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大垣という名前は、たまに東京駅で見かけるムーンライトながらという夜行列車の終点ということでしか知らなかったのですけど、思ってたより大きな街ですね。
私の地元最寄駅より断然大きいっす。
というかドトールがある時点で都会だわ。









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養老鉄道。
もう駅の様子からして素晴らしいレトロ感。乗ってみたくなりますねぇ。

あれ、ひょっとして乗り鉄の素質あり?(笑









「聲の形」のキーとなるあの場所に向かってぶらぶら歩きます。








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商店街にはずらりと「聲の形」のポスター。
想像以上に力入ってる。
いいじゃんいいじゃん。









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例の橋より先にこちら。硝子が将也に告白する場所ですね。
人通りが結構あるので、実際のところここで告白しようってのはちょっと難しそう・・・(笑

「聲の形」は恋愛が第一のテーマではないのですけど、硝子の告白シーンやaikoの歌をPVで前面に押し出したせいで
なんか恋愛ものっぽく見えてしまうのは良いのか悪いのか・・・
プロモとしては、はっきりとしたテーマをもって(作って)アピールしたほうが集客につながるということもあるのかもしれませんけど。










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ゴーゴー!

商店街は植野との絡みが印象に残ってます。













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おっこの折り曲げ方はプロの犯行ですな?













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商店街のお店で2000円以上の買い物をするとショッピングバッグがもらえるコラボキャンペーン実施中。
ちょっといいなと思いましたけど、2000円ってなかなか難しい金額・・・
ちょっとお土産を買う程度だと全然届かないし、超えようと思ったらそれなりにがっつり買わなきゃだし、かさばるものは嫌だし。
食事ならいいんですが、2000円以上の食事できそうなところも見当たらないし、何より腹が減ってない。

あきらめました。









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コミックタウンギャラリーというイベントも開催中。
学校の生徒が作ったコミックやイラスト、衣装、アート作品などが展示してありました。あとスタンプラリー。
会場も何か所かに分かれてて回りがいがありそうでしたね。

ちなみに中で店番(?)してたおばちゃん達と話しましたが、「聲の形」についてはほとんど何もご存じなかったですね。
「あ~なんかいっぱいポスター貼ってあるよねぇ」
っていう程度。








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スタンプラリーを回る子供達。
ここ来たのは平日(金曜)だったので学校はどうしたんだろうと思ったのですが、前日なんかのイベントがあってそれの振替休日なんだとか。
って、お母さま方が立ち話しているのが聞こえてきました。なるほど。








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大垣にはお城もありまして。
規模はそこそこですが2011年に外壁改修工事が終わったばかりということで、真っ白な天守はとても綺麗。
中は博物館になっているようでした。
過度にゆっくりすると予定が押しそうなので入場はパスしましたけど。









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お城の周りはやたら狭い路地や最高にレトロなお店が並んでて、まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。
たまらんね。












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大垣市を南北に貫く水門川。
この先に美登鯉橋があります。









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チーズケーキ好きなんで帰りがけに寄らせてもらおうと思ってたんですけど、すっかり忘れてました・・・








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おお・・・すごい。アニメの光景を現実が忠実に再現してますね(逆逆

鯉にえさをやり、笑い、けんかをし、涙した場所。
皆の想いが詰まった場所。







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「聲の形」が絡んでなかったとしてもいいところじゃないですか。








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二人が見ていた光景。ほんとに鯉が泳いでいます。
というか予想以上にいっぱいいてややビビる。

ちょっと残念なのは、前日までの台風やら大雨やらで相当川が増水したらしく、
土手に泥が堆積していたり水が濁っていたりとあまりきれいな状態でなかったということ。











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水は、きれいなところは本当にきれいなのでそれだけに惜しいなぁタイミング悪かったなぁという無念さが募りますねぇ・・・










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劇中では将也と硝子が鯉にえさをやるシーンが幾度となく出てきますが、実際ここらで鯉にえさをやる人が多く見受けられました。
地元の方たちの憩いの場になっているようですね。
結構豪快なあげ方する人もいて、パンの切れ端がいっぱい詰まった袋を3つも持参して橋の上からばっさばさやったりとか。
そんなにあげて食い過ぎとか水質とか大丈夫かと若干不安になる勢いでしたけど、
長いこと続けられているようでしたのでそれが普通なんだろうなと。

しかしどの鯉もめっちゃデカい。
そりゃこれだけえさもらえたらぐんぐん育つよね。













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結弦・・・









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滝の浦に回ると結構な轟音で迫力あります。水はあまり飛んでこないので安心。

石の椅子見て思い出しましたけど、小学生の頃硝子がハトにえさを上げていた場面でもありますね。











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全景。
滝の左手に見えるのは虹の橋で、原作ではこちらもそれなりのキーポイントになってます。









1時間くらいここにいましたけど、常に1~2組は巡礼者がいるような状態でした。
地元民と思しき方も含めると結構な賑わいでしたね。
平日でこれですから、休日になるともっと人が増えそうです。




いったんここまで。

続きます。

コメント

非公開コメント

No title

遅ればせながら見て来ました、聲の形。
君の名は もよかったですが、心情的には
10000倍くらい、聲の形の方が

ちゅ き !

でした。

入野さんとはやみん、碧の演技には
度肝抜かれた。。。

Re: No title

まなぶさん、コメントありがとうございます。

素晴らしい作品でした。原作も知らない人間でしたからあまり期待せず鑑賞したのですが、それだけに衝撃でした。

どのキャラの声も秀逸でしたね。特に早見さんの演技は声のプロフェッショナルの神髄といった感ですごみすら感じました。
ろうあ施設にも足を運ばれたようですし、硝子というキャラクターと真摯に向き合うその姿勢に
感銘を受けることしきりです・・・

絵、色彩、劇伴、心理描写などなど、作品の各要素が織りなす透明感がたまらなく好きなんです。
今でも週に一回はこの感覚を劇場で味わいたくなっちゃいますね(笑