
いつも通り中央道を。
思えば中央道に乗るのも久しぶりな気がします。
自分は川崎方面なので環八を北上して甲州街道に入るんですが、
この甲州街道がめんどくさいんですよね~長くて、混んでて。
高速の行程はいつも通りすっ飛ばして、現地入りです。
メルヘン街道を進んでいたところ、なにやら行列ができているジェラート屋さんを発見、急遽停車。
piccoというお店でした。

かなりの勢いで溶けだしたので慌てて食べた感じですが、美味しい。
というか猛暑の中走った後に食べるアイスを美味く感じないわけがない。
この店、六本木ヒルズの前にも出店してるらしいですね。

長野は森の中の道が多くて、森林浴しながらの旅は癒されます。
普段はオンロードバイクで来るのですが、今回は冒頭の写真の通りオフ車です。
こういうちょっとしたダートな脇道を見るとついつい入って行きたくなるのはオフ車乗りの性癖。


癒される。


さて今回は王道の美ヶ原やビーナスライン以外も開拓しようというのが趣旨の一つでした。
ペラペラとツーリングマップルをめくっていると、メルヘン街道の先、ちょっとした未舗装路を超えたところにある
千代里牧場がいい感じらしい。
ダートの先にある牧場とは正にオフ車にふさわしい、ということでそのダートにジャリジャリと侵入。
フラットで走りやすいですが、砂利が敷き詰められている感じで結構滑ります。

意外に長かったダートを超えた先に急に現れた広々とした空間。

牛さんが数頭、のんびり草を食んではいましたが・・・
数も多くないし、本当になーんにもないし、正直うーむといった感じ。
「これだけの敷地切り開くの大変だったろうなぁ」
という微妙な感想だけを残して撤収。

メルヘン街道には国道で2番目に標高が高い麦草峠があります。
正直めちゃくちゃ寒い。ガタガタ震えながら走ってました。
高原に来た甲斐があったってもんですが、もうちょっと手加減して欲しい所ですw

深い森と遠くに連なる山々の稜線はなんとなくファンタジーな光景。

オフ車にはこういううっそうと茂った森とか、苔むした橋とかが大変似あう。
ちなみにここからUターンして脱出するのに大変な労力を要しました。
辺鄙な道を迂闊にぐいぐい進んでいくとえらい目にあいますw

宿はペンション。(写真は自分が泊まった所とは違う建物ですが・・・)
長野と言ったらペンションでしょう。
しーんと静まり返った森にたたずむペンションは非日常の極み。
朝もやの中鳥の鳴き声で目が覚めるとか最高ですわ。
・・・尤も、周りには同じような建物がいっぱい建ってるんで結構人の気配は感じるのですけど。
他の宿泊者との距離感が近いとか、基本カップルと家族連ればかりだとか、
合わない人には逆に居心地悪いかもしれませんけど、たまにはこういう雰囲気もいいものです。

ちなみにこの日はペルセウス座流星群のピークの日でもありました。
それなりに期待して三脚まで持って行ったのにこのざまです。

翌朝。
天気がいまいちどころじゃない。
そもそもの予定は未明のうちに宿を出て美ヶ原か高ボッチ高原あたりで日の出を撮るというものだったのですが、
降水確率100%という絶望しか感じない天気予報だったので、
ふてくされて7時までしっかりと寝てしまいました。
それにしても、雪の積もってないスキー場って結構無残な光景よね。




ペンション周りをぶらぶらと。
雰囲気良し。
朝食をとってダラダラしてるうちに雨も上がったため、
まあせっかく長野まで来たんだし、朝日は無理だったが一応美ヶ原も行っておくかと向かったのですが・・・



天は我を見放した・・・どころか全力で天誅を加えてきてる感じ。
遮るものがないので完全吹き曝し、寒いわ吹き飛ばされそうだわで正直生きた心地がしませんw
雨でずぶぬれな上に常に強風にさらされているため、メッシュジャケットさんが喜々として仕事をしまくります。
つまり猛烈に寒い。
これが高地の本気か・・・

晴れてればこんな景色が拝めたのにねぇ。(相当前の写真ですが)

よって暖かい山菜そばが美味すぎた。
真夏に、凍えた体を温めるために暖かいそばをハフハフ言いながら食べるとは。

まあ天気が悪ければ悪いなりに、良い光景に巡り合えることもある。
霧に覆われた森林は淡い光が拡散して幻想的な雰囲気。
アスファルトやガードレールがなければ森の奥から魔法使いでも現れそうです。

下界に降りてきました。
諏訪大社に立ち寄ります。






温泉のように、熱湯が湧き出してます。
本気で熱くてびっくり。




良い色。
神社って撮影するもの(したくなるもの)が多くてついつい枚数が多くなりがちです。

諏訪湖を望む。
結局この2日間、ずっとこんな天気でした。


談合坂SAまで戻ってきたらこのありさまだよ!
雲はまだまだ多いですが、長野でもこれくらい青空が見えてればなぁ。

適当に甘いもの補充して終了。
いや~やりたいこと半分もできてないので寒くなる前にリベンジと行きたいものです。
ごっついオンロード車だとアスファルトをまっすぐ進むだけですが、オフ車だとあちこち寄り道しがちなので
その分ちょっとした感動に巡り合える機会も多い気がしますね。
後は高速巡航がもう少し楽であれば言うことありませんが・・・
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