基本的なルートは本栖湖の時とほとんど同じで、中央道の河口湖ICで降りて西へ。
前回は139号線をひたすら走ってましたが、今回は途中で71号線に乗り換えて青木ヶ原樹海を突っ切ります。
この道は本当に眺めが良いんですよねー。





この日本離れした景色!最高か。
だだっ広い草原ってなかなかないですからね。

もちろん富士山が視界に入るとどう見ても日本なのですが。
なんかここ、知っている人は知っている撮影スポットらしく、
車で乗り入れて愛車の写真を撮ってる人が2組ほどいました。
なので高いところから見下ろすと結構わだちの跡が・・・

ほどなくしてふもとっぱらに到着。
期待を裏切らない素晴らしい光景・・・!
ただ思ったより人が多すぎ!
4月下旬だったのでもうシーズンに入っちゃったんですね。あと1か月早く来ていればなぁ・・・
とりあえずテント張ってから買い出しです。
バイクで20分ほど南に下ったところにまかいの牧場、
そこからさらに20分ほど行ったところにカインズがあります。
まあ、ぎりぎり買い出しに耐えられる距離。
とりあえずカインズで着火剤などのこまごましたものを、
まかいの牧場で夕食を買い込んでふもとっぱらに戻ります。

戻るうちに日が沈んでしまいましたが、
山間部ならではのかたわれ時もいいものです。



すっかり暗くなってしまったのでキャンプ場を散策するのは翌朝にして、
とりあえず火起こしして食事だ!
焚き火台に薪が入らん。UCOの焚き火台の小さいほうを持って行ったのですが、買った薪がデカすぎて(焚き火台が小さすぎて)全く入りません。
縦に割って半分に切ってようやくちょうどいいサイズ。
ナタでカンカン割ってたのですけど結構しんどいのとキャンプ場に音が響き渡って若干恥ずかしいのとで、
最低限と思われる分だけ用意してやめちゃいました。
結果、薪が大量に余っちゃいました。もったいない・・・
そういやリンちゃんもナタで薪割ってましたね。

まかいの牧場で誤算だったのは加工肉しかなかったことですね・・・
でけぇロースをじゅうじゅう焼いてワシワシ食いたかったんだけどなぁ。
仕方ないのでこのフランク(デカい!)やらハムやらを買ってきましたけど、
これはこれでめっちゃうまかったのでよしとしましょう。

火を見てると落ち着くとか言われてますけど、確かにいつまでも見てられますね。
火を消さないために配置換えしたり、いい形の炎を撮ろうとカメラでパシャパシャやってたり結構忙しいですけど。
というか、焚き火の火を維持するのが結構難しい・・・
ゴウゴウ燃えてる状態だと肉があっという間に黒焦げになるし、
ゆるゆると燃えてる状態を維持しようとするも気が付いたら火が消えてるし。
着火剤使い切るとは思わなかった。カインズで買っておいてよかった。カインズ最高。

テントの傍らでしばらく長時間露光してました。
さすが高原、星がいっぱいです。肉眼ではもっといっぱい。
・・・なのですが、夜露がすごくて数十分も置いておいたらあっという間にレンズがびしょ濡れになっちゃう。
レンズの曇りがなければもっと写ってたはずなんですけどねー。
これレンズヒーターで防げるものなんだろうか・・・
そんな感じで肉食ったり酒飲んだり(地ビールとワインだ!)カメラと格闘してたり
炎を眺めたりしてるうちにあっというまに0時になってしまいました。
なんだかんだ暇なんじゃないかと思ってたけど全くもって杞憂でしたね。
初テントで初就寝。
いや初じゃないな。子供のころ学校の校庭でキャンプしたなそういえば。
・・・

おはようございます。
ぐっすりとはいきませんでしたがまあまあ眠れました。
マット一枚だと寝返りが不自由だなぁ。
もう一枚買って並べて使おうかしら。

お湯を沸かしてコーヒーをすすりながら日の出を待ちます。
たまらんひとときですな。


あたりは霞がかってなかなか幻想的。
朝霧高原の名前に偽りなし。

外に出してたものは何もかもぐっしょり濡れてます。
テントの中にジャケット入れておいてよかった・・・

お、背後の山に光が当たりはじめましたね。

この来そうで来ないじりじり感。
キター!

曙の光に照らし出されるしっとりと濡れた世界の何と美しいことよ。
来てよかった。
しばらく浸ってからごそごそとサイト内を移動します。














オレンジ色、シルエット、朝霞。最高過ぎる。
霞の正体は太陽光に照らされて猛烈な勢いで蒸発していく夜露か。
冷えた体に熱がみなぎっていくのが分かる。自分に、人に、動物に。
太陽ってすごい。

サイトをぐるっと回って戻ってきたところで朝食です。
とにかく敷地が広いので結構いい運動になりますね。
アルファ米って全然期待してませんでしたけど普通に旨いっすね。

「池だ」
例の絶景ポイント。
前日の夕暮れ時は三脚でいっぱいでした。


「ライオンか?ライオンなのか?」

UCOのちっさい焚き火台に薪を乗っけた図。贅沢なアナゴ丼みたい(?)
乗っかってるのはなんとか割らずにそのまま燃やせないかと試してみた結果ですw
普通サイズのほう買おうかしら。普通サイズのほうもシートバッグに収まりそうだし。

昼頃までだらだらして撤収。
びしょ濡れのバイクもテントもその頃にはしっかり乾いてました。
ふもとっぱらはチェックアウトが14時なので、かなりゆっくりできますね。
以上。
初のふもとっぱら&初の泊りありキャンプでしたが、最高に楽しめました。
雄大な景色、最高の食事(何食っても旨い)、
夜明け前の鳥のさえずり、JKゆるキャンパー・・・はいませんでしたが。
敷地は広大ですが、写真見て分かる通りめっちゃ人多いです。
季節が進むとさらに多くなるんだろうなと考えると、ちょっとシーズンには来る気が失せますね・・・
次来るとしたら秋になってからかなぁ。
デカいキャンピングカー集団から自分のようなソロまで客層はバリエーション豊か。
バイクもかなりいましたね。SSで来てる強者も。
敷地には簡易トイレと水道が点在しています。
ある程度近くに陣取った方が当然便利です。
トイレは加減が難しいですけどねー近すぎると臭いが・・・

売店は薪は当然、色々な飲み物やごみ袋も売ってたりして不自由しなさそうです。
ごみは基本持ち帰りですが、100円で指定のごみ袋を買うとゴミ捨て場に捨てることができます。
帰りの荷物は少しでも少なくしたいこともあり、自分はゴミ袋を買って現場で処分してきました。
次の改善点は焚き火ですね。焚き火台と着火。
あとタープ!半日太陽の下に居ただけなのにひりひり痛むくらいに日焼けしました。
これからの季節、日陰は必須!
でも今でも結構積載限界なんだけど、さらにタープ積めるかしら・・・
さて、次は林間で涼しそうな四尾連湖かなー。
コメント
No title
キャンプツーリング、なんだか楽しそうです。
私も最近ゆるキャン△観て、キャンツーやってみたいなぁと思ってます。しかし道具一式揃えるとなると。。。今年はキツいかなぁ…。
SSのバイクで来ていた猛者もいた様ですが、どうやって道具一式積載したのか気になって仕方ありません。やはりゴールドウィンあたりの大容量シートバックあたりを使っているのかなぁ?
2018/05/04 19:07 by びるべるびんと URL 編集
Re: No title
楽しいですよー。これからどんどんあったかくなるので装備も冬用に比べると少しは安く上がりそうですし。
バイクだと現地着いた後の着替えとかもっていかないとなので荷物が増えちゃいますけどね。
SSはデカいキャリアやシートバッグを付けてましたね。完全に実用性重視のシルエットになってましたw
2018/05/06 01:46 by こっつ URL 編集